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トランクライトLED化


【目的】
前回、簡易版のトランク照明LED化を行い、ライトが当たらない死角は無くなったのですが、明るさがまだ不足していることや、ノーマルのバルブがまだ存在していることも許せなかったので、今回ノーマルのトランク照明に使用されているバルブをLEDにリプレースすることにしました。
また、今回は小さくて非常に明るいLED(RIDER MICROELECTRONICS 3φ60度5600mcd(RI-3M4STW-60))が入手できたのでそれで簡単に作成することにしました。

【準備品】
・両面スルーホール基盤(LEDを配置させるので、放熱性向上の為)
・倍力ハサミ(基盤切断用)
・ニッパー
・CRD(定電流ダイオードE153)×11個(LEDを定格で光らせるなら13個)
・テフロンコード
・半田ごて
・半田
・一般整流用ダイオード(LED保護用)
・ポリスイッチ(回路/車保護用)
・2液混合型エポキシ接着剤(絶縁用)
・サンハヤト ハヤコートMARK2スプレータイプ(防錆・絶縁用)

【LEDライト作成】
ライトカバーを採寸します。
基盤の大きさを決定します。
今回は光が拡散するようにLEDの向きを放射状に配置するのでカバーの大きさよりかなり小さめに作成しました。
(とはいえ、実際にはぎりぎりでしたw)
基盤の半田面はハヤコートやエポキシ接着剤で防錆・絶縁加工を行います。

基盤のレイアウト:
○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○

基板上の電極のレイアウト:
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++++++++○○○○○
−−−−−−−−○○○○○
++++++++○−−−−
−−−−−−−−

LEDは3個を直列接続し、それを8列で構成しました。

【定電流回路】
今回はライト内に回路を収めたかった為、厚みが少ない方法を選択しました。
また、電流値も小さかった為、定電流ダイオード(E-153)を11個並列に繋ぐ方法を選択しました。

LED自体の定格は20mAなので、ライト全体の定格は180mAなのですが、使用したLEDが非常に明るいため、必要な明るさを確保できる為、定格の90%のアンダードライブにしました。
データシートでは14.4V時でE-153は13mA流れるようなので143mAに設計しました。
全体の消費電力は1.97W(内訳:LEDは1.313W,CRDは0.536W)使用していることになりますね。

基盤の半田面はハヤコートやエポキシ接着剤で防錆・絶縁加工を行います。
基盤のレイアウト:
○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○

【装着時】

【ノーマルとの比較】

【インプレ】
色合いや配光は蛍光灯のような感じでトランクの内部が非常に見やすくなりました。
パワーLEDも考えたのですが、今回の様にノーマルのランプカバーを使用する場合は効率や作りやすさの問題で使用しませんでした。
(アクリルで適当な位置にライトを配置するならパワーLEDも作りやすかったと思います...ただ、光源をみると目潰しなのでライトの位置や光源の向きは難しそうですね(^^;;;))
今回も満足の出来る改造ができました♪

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