【点灯テスト】
・配光や、上方向の光の漏れに問題がないか確認します。
・5分程連続で点灯してみて異臭や溶ける所がないか確認します。
今回は特に問題なし。
室内で蛍光灯をかなり明るく点灯した状態での点灯テスト時の写真です
テスト点灯時(マウスオーバーでHID35W、マウスアウトでハロゲン55W)
【ライトカバーの加工】
・配線のラバーブッシュを精密ドライバー等で押すことでカバーから配線/ブッシュを外します
・ライトカバーの配線の穴が小さくバーナーの防水コネクターが通らないことを確認しました。
※新しい防水コネクターを付け直すか、ライトカバーの穴の大きさを防水コネクターが通る大きさまで
大きくするか2種類の選択肢しがあります。
・バーナー配線が太く、ブッシュの再利用が出来ないと判断した為、
今回はライトカバーの穴を広げる方法を選択しました。
・ドリルやリーマー、カッターやリューター等を使用して防水コネクターが通る程度に穴を広げます。
大きさについては後で防水処理を行うのでアバウトに決定しました。
・HIDバーナーについているラバーブッシュが丁度ライトカバーの内側に入るくらいの大きさであった為、
利用しました。
・シリコンコーキング材を詰めることでラバーブッシュの固定と防水性の確保を行いました。
【バーナーの高圧配線のシールド&保護】
バーナーとバラスト間の配線には高電圧の電気が掛かっておりノイズが発生する。
バーナー〜防水コネクター間、防水コネクター〜バラスト間を下記の方法で配線のシールドと保護を行う。
・配線を8sqの平網線にてシールドを行った。
・平網線を自己融着テープで防水。
・スパイラルチューブで保護。
【バラスト電源用配線】
純正フォグ配線をそのまま利用しました。
純正フォグのヒューズの容量は15Aで、運転席右下のヒューズボックスにあります。
※注意
HIDは消費電力は35W(電流3A)/灯ですが、点灯時は(14〜11)A/灯に5〜8秒程度流れる仕様の為、
ノーマルの15Aのヒューズだとしばらくして(夏場は特に)切れる可能性が高い。
20〜30Aのヒューズに交換しておきます。
純正フォグランプ側についていた、防水コネクターをHIDの電源に接続。
今回は半田付けではなく、カシメによる接続方法を選択
※注意
フォグ側配線の色が赤、黒に分かれているのだが、車側から供給される配線の色と電気の電極の関係は
黒が+で、赤がーと逆転していた。
ちなみに車体側の配線の色は白が+、黒が−になっている。
テスターによる極性の確認は重要です。
【バラストを車体に取り付け】
3Mのスーパーデュアルロックファスナーをバラスト背面に敷き詰めて貼り付けます。
・運転席側はエアチャンバー部にバラストを貼り付けました。
・助手席側はバッテリー裏のボディにバラストを貼り付けました。
【ライトを取り付け】
外した時の逆の手順で取り付けます。
10mmのロングソケット+ラチェットを使用すると楽です。
【使用材料】
・H3バーナー&バラストセット:1台分
・
3Mのスーパーデュアルロックファスナー:8個
・
ミニ平型ヒューズセット(エーモン 品番:E510):1セット
・8sq平網線:1m
・コルゲートチューブ:
・スパイラルチューブ:1m
・自己融着テープ
・シリコーンコーキング材
【使用工具】
・10mmロングソケット
・ラチェットレンチ(T型レンチ)
・半田ごて
・ニッパー
・カッター
・リューター
・圧着ペンチ
・コーキングガン
【装着した様子】
夜間点灯時(マウスオーバーでFOG点灯時、マウスアウトでFOG消灯)
夜間点灯時(マウスオーバーでHIビーム点灯時、マウスアウトでHIビーム消灯)
【インプレ】
・目的は全て達成でき、夜の運転が楽しくなりました(^^)/
(配光)
今までのヘッドライトとフォグを同時点灯している状態と、HIDフォグランプは同程度。
上方向の遮光がきちんと行われているので、パッシングされることもありませんでした。
メインの光軸が遮光されている水平より上方向に眩しくない程度に光が散っているので。
運転しやすく常用できそうなので気に入りました
{明るさ)
今までのヘッドライトとハロゲンフォグランプを同時点灯している状態よりも
HIDフォグだけで明るさは上回る。
街灯が整備されているところでは、HIDフォグランプだけで私が必要な明るさが確保できる。
街灯が整備されていないところでは、ロービーム/HIDフォグランプの同時点灯で
私が必要な明るさが確保できる。
(悪条件)
夜間の大雨という条件の悪条件で使用しました
結果は、色温度が見た目5000K程度と高く、前走車がやたら道を譲ってくれるのでアスファルトで
前方に反射しているようです。
ただ、アスファルト自体は見にくい状態です。3000K台じゃないと改善できないのかな?
コンクリートや前の車、歩道等はかなりの明るさで照らされているので、光量は十分です。
(その他感想)
HIDはハイ/ロービーム、フォグの6灯になった。
全て点灯させた場合、異常に明るいHIDハイビーム(^^;;)に加え、HIDフォグのワイドな配光で
死角無しです。
ロービームは暗く、ナローな配光なので、HIDフォグがローの守備範囲や明るさを食ってしまっていて、
ロービームの存在感がなくなってしまっています(^^;)
HIDフォグの補助や、妙な運転をしているドライバ−への警告に点灯させる程度が、
現在のロービームの役割になっています(^^;)。
HIDハイビームは狂った明るさで迷惑極まりない。この為対向車/前走車がいる場合使用できない。
HIDフォグは対向車/前走車に対して幻惑性が低いので、常時使用できるので使い勝手が良い。
・装着したが、今のところ不満点や追加要望もなく、改良する事は全く考えていない。
2008/03/24更新分
【投稿頂いた写真】
ポパーさんより、フォグのHID化完了のお知らせと、点灯写真を頂きました。
使用バーナーは
3000K、フォグランプはリフレクターが
マルチコーティングのタイプです。
HIDのイエローは凄い存在感です(^^)/
この色温度なら、大雨や雪の時に絶大な威力を発揮しそうですね。
ホバーさん、写真ありがとうございました。
ポパーさんの写真を見ると、HIDのイエローは私の心を鷲づかみにする魅力を感じました。
既にH3の3000Kのバーナーを購入している為、バーナーが故障した時にイエロー化を図る予定にしています(^^)/
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