DIYのページ

LUXEONを使用したフロントマーカーのLED化


LUXEONホワイト3W×3灯+LUXEONアンバー1W×3灯をクリアのフロントマーカーに埋め込みデイライトとウインカーの機能を強化することにしました。

【目的】
 ・ポジション/ウインカーの強化により視認性を向上させ、巻き込み事故/右直事故/悪天候時の衝突事故の確率の減少
 ・インプレッサのフロントウインカーは見通しの悪い交差点では相手に目立ちにくいので、その改善。
 ・コーナリングランプ的な機能をフロントマーカーに付加。

【材料の購入】
 ・LUXEONホワイトエミッター3W 型番:LXHL-LW3Cしまりす堂さんで購入。
 ・LUXEONアンバーエミッター1W 型番:LXHL-PL01しまりす堂さんで購入。
 ・LUXEONアンバースター1W 型番:LXHL-ML1Dしまりす堂さんで購入。
 ・クリアフロントマーカー 型番:をオートバックスにて購入。
 ・◆350mA可変キットしまりす堂さんで購入。
 ・◆700mA可変キットしまりす堂さんで購入。

【フェンダーマーカーの製作】

明るくしたかったので、LUXEONホワイト3Wを3灯、LUCEONアンバー1Wを3灯埋め込むことにした。個数は電気効率が良い3個を選択。

配光:
・前方向に白ラクシオンを2灯配置
・下方向に白ラクシオンを1灯配置
・横方向にアンバーラクシオンを2灯配置
・後方向にアンバーラクシオンを1灯配置

光らす場所を8mmの穴をドリルで開けます。これはラクシオンエミッタの大きさが8mmだからです。
配線が横から出ているため、その逃げが必要です。
裏からドリルで穴を空ける為、表面のクリアカバーまでドリルが行かない様に注意すること。

ポジション用白ラクシオンエミッタを下記の様に穴の中に入れ、瞬間接着剤で仮止めし配線します。
ウインカー用ラクシオンスターを先に配線し、ドリルで空けた穴の中に入れ、瞬間接着剤で仮止めし、エミッターを配線します。
次にヒートシンクをボディに干渉しない様に出来るだけ装着します。
固定方法は放熱用固まるシリコーンとエポキシ接着剤を使用しました。
LUXEON3Wを定格で光らせるとかなり発熱しますので、ヒートシンクは非常に大きくなります。
ヒートシンクが大きく出来ない場合は、試点灯を行い発熱の度合いを見計らい電流値を減らしましょう。

【試点灯】
LUXEONを用いたライトは発熱量が大きく、作成方法でヒートシンク性能が計算値から狂う場合が多いので、試点灯で明るさと配光、発熱量をチェックする必要があります。


2.


【定電流回路】
LUXEONを用いたライトを車に組み込む場合には、単にLEDの定格の電流を流すのではなく、発熱量から電流値を決定する必要がある。

2006/01/12更新分
上記の回路だとちらつきが無く照明としては明るいのですが、消費電力や発熱量が多い。
今回もしまりす堂◆350mA可変キット◆700mA可変キットを使用することにした。
この為、定電流回路に点滅回路を付加して消費電力を下げる為にDUTY比を変更し、非視認性を上げる為点滅の周波数をギリギリちらつく程度に設定しました。
電流値は、白は700mA、アンバーには350mAの電流を流しているが、DUTY比を0.7以下にすることで非視認性を下げることなく、発熱を大幅に減らすことができました。
また、ウインカーのLED化にあわせて、ポジション、マーカー、ウインカー、デイライトを統合して1つのボックス8つの定電流回路が収まるようにしています。
ウインカー点灯時はマーカーが消灯するようにリレーも回路に組み込みました。

【使用材料】
 ・クリアフロントマーカー 1セット
 ・ホワイトLUXEON エミッター3W 6個
 ・アンバーLUXEONエミッター1W 2個
 ・アンバーLUXEONスター1W 4個
 ・◆350mA可変キット 2セット
 ・◆700mA可変キット 2セット
 ・エポキシ接着剤(防水/固定/絶縁用)
 ・半田
 ・0.5mmテフロン線(赤、黒)
 ・0.5Sqテフロン線(白、黒、赤、オレンジ、黄色)
 ・固まる放熱用シリコン
 ・瞬間接着剤
 ・アルミケース 2個
 ・ヒートシンク各種

【使用工具】
 ・半田ごて
 ・ニッパー
 ・カッター
 ・電動ドリル

【装着時注意】
・エンジンルームが狭いのでバッテリーやエアインテークダクトを取り外さないと配線に苦労します。
 (私は苦労して取り外さずに作業を行いました)
・フロントマーカーとエンジンルームは配線用のサービスホールで繋がっていまるので、配線は簡単に行えます。
 (エアインテークダクト側はバッテリ側より狭いのでコネクターは小さいものを使用するほうが無難です。

【装着した様子】

 ・昼間時 正面前方向から:
 ・昼間時 斜め前方から:
 ・昼間時 横方向から:

 ・夜間時 正面前方向から:マウスアウトで消灯時、マウスオーバーで点灯時。10m前方から望遠で撮影。
同時にLED化したフロントウインカーを超凶悪9W+α仕様にしたため、マーカー3Wでは存在感はほとんど無いですね〜

 ・夜間時 斜め前方から:
このマーカーは正面斜め前方、横上方、横方向にラクシオンを向けています

 ・夜間時 横方向から:
これで前方から横側の被視認性は私の理想通りになりました。
 ・夜間時 その他:

【インプレ】
 ・なかなか美しく発光するのでいい感じに出来た。
 ・フロント部が明るく/広範囲に照らすようになった為、目的通り事故を減らすことができると思う。
 ・コーナリングライトについては、ウインカーの非視認性の低下が考えられることからその機能は今回付加せず、デイランプ機能に変更を行った。
 ・LEDの光を拡散させるようにしている影響で、ライトに物が近づくと照らされる明るさが大きく変化する為、車両感覚が非常につかみやすくなった。
 ・前方から見ると同時に作成したラクシオンフロントウインカーが目立ちます。

トップページに戻る